サイパン おもしろ 体験記(再加圧チェンバー)

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Masa Dive Saipan

サイパンなんでも体験記


高圧酸素治療(チェンバー)体験記
再加圧治療

サイパン おもしろ 体験記
自分は、ダイブ本数が9000本を越えて、最大経験水深も60mを超えるダイブがしばしば!浮上速度や安全停止時間には気を配っていましたが、かなりの窒素が体内に溜まっているはずだと思っていました。実際に潜らない日が続くと、体が怠かったり、関節や皮膚がしびれたりは日常、しかも9000オーバーのダイブ本数の中で、今までに一度も再加圧チェンバーの経験がありませんでした。そんなわけで一時帰国をし窒素抜きをしようと決めました。先ずは、ダイバーであり、医師であり、減圧症認定医である、吉村セイコ先生が医院長である東京、新橋のビル内にある吉村せいこクリニックのドアを叩きました。サイパンでも何回かお会いした時に大体の症状はお話していたので、笑顔で迎えてくださいました。初診受付を済ませ、しばらく待っていると名前を呼ばれ、診察室へ、黒いねー!の一言、症状、ダイブの事、などを詳しく話し、チェンバーに入っても問題無い体かどうかのチェックです。胸部レントゲンと心電図、聴診器、血圧など一般的な検査を受けました。その後、問題ないので診断書と日本医科大学病院への紹介状を書いて頂きました。

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次ぎの日の朝、高圧酸素治療をうけるべく、気合いを入れて出陣、東京の日本医科大学病院へと向かいました。ワ〜デケ〜病院ダー!!の一言です。ズラリと並ぶ初診受付カウンターで受け付けを済ませてカルテを作成してもらい、いざ診察科へ。その行き先はなんと第一外科でした。ふ〜ん外科なんだ高圧酸素治療って(自分的には内科のイメージでしたから)!などと思い変に関心していました。前日、あらかじめ吉村セイコ先生のクリニックで診察を受けていて、診断書を書いて頂いていたので午前中は、とりあえずみたいな問診のみで簡単に終了することが出来ました。そしてついに午後より高圧酸素治療(チェンバー治療)を受ける事になりました。とりあえず今回は2〜3日間の予定で通い治療をすることになりました。

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その後、指示どうり、カルテの提出に別棟にある高圧酸素治療室へ向かいました。高圧酸素治療室は、細い廊下を抜けて、この病院のイメージとは違う、なんだか病院のはずれのうす暗い廊下の一角にありました。重たい鉄の扉を開けて(キ〜) ワッ!といきなり潜水艦か!、いやこれが再加圧治療用のチェンバーでした。女性の担当医師(技師?)さんにカルテを渡して(実は彼女もサイパンへ通うダイバーです)、治療開始時間までまだ間があるので、食事を済ませて、ロビーにて名前を呼ばれるまで待機という事です。そしていよいよ時間が来ました、名前を呼ばれて、いざ出陣です!思い鉄の扉の高圧酸素治療室へと向かいます。扉を開けると、そこにはさっき見たクリーム色の大きな再加圧チェンバーが口(扉!)を開けてスタンバイしていました。


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治療室に入り、第一印象は、どこかの工場みたい!でした。チェンバーの前で治療用の衣装に着替えて(ビジネスホテルの浴衣のような物)、体に付けている物を全て(アクセサリー類)外し準備完了です。科学繊維を用いた服は静電気が起こるので酸素に対しては危険なのです。ストレッチャーのベットの部分をはずしてチェンバー内にセットすると、そのままベットまたは長椅子に早変わりです。チェンバーには外部に1つと内部に1つの合計2つの扉があります、内部が2つの部屋に別れているのです。緊急時、急変時などの時に医師がもう一つの部屋で圧力をかけて、チェンバー内に入れるようになっているようです。今回は外部扉だけの閉鎖で、内部扉はオープン状態です。
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チェンバー内は大小2つの部屋の他、何かを差し入れられる様な開閉可能な小扉、酸素吸入器ユニットが5つ、もう一つポータブル酸素吸入器があり合計6つありました。その他、心電図の様な物、血圧計測器、外部との交信が出来るマイク、本人が確認出来る圧力計と時計等がありました。


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酸素吸入の方法、その他の注意事項の説明を受けてチェンバー内ににエントリー、治療は自分一人だったのでベットに寝そべってOKでした。重い扉(ハッチ)が閉ざされて、いよいよ加圧が始まります。キ〜ンと音が鳴り始め加圧が始められました、まずは耳抜き(圧平衡)を始めます。ダイビングで慣れているので問題ありません!チェンバー内はだんだんと室温が上昇していきます(スクーバタンクにKエアーを充填するのと同じ状況ですね!)15分位かな?をかけて目的の圧力まで到達、あとは、外部に居る医師(技師)さんの指示で酸素吸入をしたり、しなかったの繰り返しです。加圧中は常にスイ〜ンスイ〜ンと言う音が聞こえています。指定された時間になり今度は減圧、減圧には加圧の倍の30分程度をかけました(今度はチェンバー内の室温が下がっていきます)。この治療を今回は、2日間続けて2回行いました。

今回、自分の受けた高圧酸素治療は、水深15m相当の2,5気圧を加けて4時間程度酸素吸入は時間内のほとんどでした。この2日間で変化が無ければ、もう1回行うというものでしたが、あまり高圧酸素治療を、し過ぎても活性酸素が体内に残留するので良くないとの事で今回の高圧酸素治療は、2回で終了をしました。

結果=体が軽くなった様な感じがして、皮膚のしびれ、関節のぎこちなさが治った感じです。高圧酸素治療後は、最低1ヶ月、出来れば3ヶ月は潜らない方が良いとの事でしたが、サイパンに戻ってすぐにダイビングを始め、水深もラウラウビーチ程度と言われていましたが、グロットばかり潜って今に至っています。

吉村せいこ先生、日本医科大学病院のスタッフの方々、お世話になりました。
この体験記は、医療無知のマサが体験に基づき書いたものなので間違えも多く、ご迷惑をお掛けしますがご了承下さい。ただの日記程度だと思って読んでください。


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