PB2Y CORONADO レックダイビング


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サイパン レック ダイビング 沈飛行機
Wreck dive of saipan

西海岸アウトリーフに沈む飛行機の正体は!?
Identity of the airplane, West Coast outreef



The PB2Y Coronado is a large flying boat patrol bomber designed by Consolidated Aircraft,
and used by the US Navy during World War II in bombing, antisubmarine, and transport roles.


ダイバーの目から見るサイパンの海に眠れる数々の太平洋戦争時の遺物!


  

サイパン西海岸アウトリーフの水深18m〜20mに大型の飛行機が沈んでいます。エンジンが4発あり、かなり見応えがあります!サイパンに沈んでいる飛行機は、水深の浅いインリーフに集中していますが、水深が深い事もあってサンゴなどの付着物も少なく、比較的綺麗な状態で残っています。翼、エンジン、プロペラ、その他パーツは残っていますが胴体は見つかりません。

A large airplane with four engines sinks in the water depth of 18m to 20m in Saipan West Coast Outer leaf


  

これは、コックピットの計器パネルです、PB2Y コロネドの計器パネルと比較してみますが・・・ほぼ同じように見えます。あまり腐食が無く、計器内の数字も確認できます。

The sinking cockpit instrument panel and the coronedo instrument panel


  

次にプロペラ部分ですが、PB2Y コロネドのプロペラは、4発のエンジンの内、内側2エンジンが4枚プロペラで外側2エンジンが3枚プロペラと、ちょっと変わった造りですが、海底に残されていたプロペラも3枚プロペラ2つと4枚プロペラ2つ・・・合致します。

4 inside propellers and 3 outside propellers



  

この機体に装備されたエンジンは・・・R-1830型、ツインワスプエンジンで米国のプラット・アンド・ホイットニーにより開発、製造された空冷二重星形14気筒エンジンで、P36ホーク F4Fワイルドキャットなど、幅広く使用されていたそうです。

The Pratt & Whitney R-1830 Twin Wasp is an American aircraft engine



  

その他、
機銃座や砲弾のやっきょ、色々なパーツが付近に散乱しています・・・まだまだ調査する価値があるようです、出来れば胴体部分も探して見たいものです!

Many parts are scattered in the vicinity.




以上の事から考えると、西側アウトリーフに沈んでいる飛行機は、米海軍の大型飛行艇であり、PB2Y CORONADO である事が解明されました。
第二次世界大戦中、米海軍が爆撃、対潜、輸送の任務で使用していました。

 
この調査は、サイパンにおいて、素人のマサ本人が趣味の範囲で行ったものなので、間違いも多く、迷惑をおかけすると思いますがご了承下さい。

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